聖歌 597 番  
1    
父なる神の恵みは、限りなき海ぞ、纜(ともづな)をときて沖へ、漕ぎい出てみよや、沖へいでよ、岸を離れ、主の恵みの直中へ、いざ漕ぎいでよ
2    
  世の人は岸に立ちて、沖をば見るのみ、主の恵みの深さなど、あえて知らんとせず、沖へいでよ、岸を離れ、主の恵みの直中へ、いざ漕ぎいでよ  
3    
  ある者は僅か漕ぎて、遠く乗り出さず、返る波に呑まれたり、船と諸共に、沖へいでよ岸を離れ、主の恵みの直中へ、いざ漕ぎいでよ  
4    
  乗りい出せ沖を指して、恵みの潮の、背に流されて全てを、主に任すまでは、沖へいでよ、岸を離れ、主の恵みの直中へ、いざ漕ぎいでよ