育児講座 No.14 事故(自己)防衛! 

 
   

 
     あの大教大附属児童殺傷事件の折り、校舎に突入してきた最初のパトカーに我が 長男は危うくひき殺されるところでした。あの日、入学したばかりの 中学校の美術の授業で付属小学校の通用口で写生をしていたのです。  
     凄惨な事件でした。事件の現場はK先生の生活科の授業を参観した 日当たりのよいのどかな教室でした。いまは、 すっかり様子が変わり新しくなった校舎に事件の現場として悲しくも保存されています。  
      悲しいことですが、我が家では幼い時から、暴漢や突発事故に何時も注意しているようお話してきました。 話しかけられても気がつかないふりをして早くその場を去るように教えてきました。  
      自動車事故にあった時は必ず、ナンバープレートの番号を覚えること、夜は白か明るい服を着ること、 火事があったら物はもたずに即座に外に逃げること、給食やお店で出た食品は色と臭いに 気をつけて少しでもおかしな所があったら絶対に食べない事、等々です。  
       幸か不幸か幾度かこの注意が役に立ちました。 娘が当て逃げされた時にはナンバーを覚えていて逃げた車は判明して 補償がうけられました。あの阪神大震災で我が家は震度7の激震でしたが、 部屋中の全ての家具には転倒防止の留め具をしてありましたので、 散乱した家財の直撃は免れる事が出来、軽傷ですみました。   
      本当に、子供達が無事大きくなるには様々な危険を乗り越えなければ成りません。子供が幼い ころから自分の身を自分で守ることの必要性を自覚させる為、人間社会の悪い面をしっかりと 見据えるように教えてあげるのは親の責務だと思います。   
        
       
        
       
        
        2013年10月26日 12:24:28  
   

 
       
       
       
         
   
 
   

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1998. 5. 19   初  版   167p. 7Mb        2013年10月26日 12:24  更新
 

 
       
   

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